「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年」 奥野修司 文春文庫
2005年 07月 05日
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昭和46年に沖縄で起きた赤ちゃん取り違え事件を、発覚した昭和52年から17年間にわたり取材し続けた週刊誌記者によるルポルタージュ。(文庫版では、更にその7年後までが描かれている。)
当時、赤ちゃん取り違え事件は頻発し、社会問題化していたが、このケースは発覚が6年後と遅く、子どもたちにもの心がついてしまっている年齢なために、親ばかりか子どもまでが精神的な被害を被ってしまった。そんな2家族の壮絶な記録。
しかし、この赤ちゃんを取り違えられた2家族の軌跡を読んで行くと、取り違えという特殊なケースに限らず、親と子、そして家族のつながりとは何かという普遍的な問題として深く考えさせられる。
親子間で起きる事件が多発している昨今、多くの人に考えて欲しいテーマだ。
TBしています:
2005/08/09(m's boxさま)
昭和46年に沖縄で起きた赤ちゃん取り違え事件を、発覚した昭和52年から17年間にわたり取材し続けた週刊誌記者によるルポルタージュ。(文庫版では、更にその7年後までが描かれている。)
当時、赤ちゃん取り違え事件は頻発し、社会問題化していたが、このケースは発覚が6年後と遅く、子どもたちにもの心がついてしまっている年齢なために、親ばかりか子どもまでが精神的な被害を被ってしまった。そんな2家族の壮絶な記録。
しかし、この赤ちゃんを取り違えられた2家族の軌跡を読んで行くと、取り違えという特殊なケースに限らず、親と子、そして家族のつながりとは何かという普遍的な問題として深く考えさせられる。
親子間で起きる事件が多発している昨今、多くの人に考えて欲しいテーマだ。
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2005/08/09(m's boxさま)
by yuiga28
| 2005-07-05 16:44
| Book ノンフィクション