3月23日 映画「半落ち」
2005年 03月 23日
■ 映画「半落ち」
この前レンタルビデオ屋に行ったとき、借りようかと思ったのだが、借りなくてよかった。借りたばかりのをTVでやられるのは結構悔しい。
段々と解き明かされる謎に、夢中になって観てしまった。様々に違った立場の人たちの中から、真実を解き明かそうとする人々が立場ゆえに苦しんだ挙げ句、最後は自分たちの良心に従って真実を解き明かす。それには感動した。
最後には生命の尊厳にまで問題は及ぶが、被告と青年裁判官のどちらの考え方を支持するかは観る人それぞれに委ねられていて、映画の中ではどちらが是で、どちらが非とも決め付けていない。観ている側にしても簡単には結論を出せない問題だろうし、観る側個々の立場や経験によっても違って来るだろう。それが当然だと思う。これが帚木蓬生さんの小説だと何の迷いもなくきっぱり言い切られてしまうところだ。(彼は大好きな作家だが、その点だけはどうしても青臭さを感じてしまう。)
見応えのある好作品だと思うが、一つだけ、そしてそれは結構大きな問題なのだが、引っ掛かる点がある。
”あれが、あんなにも必死になって隠さなければいけないことなのか?”
一応納得したつもりでも、やっぱりいま一つ腑に落ちない。謎を生み出す根本となった行動原理としてもインパクトに欠ける・・・と感じてしまうのは、納得出来ていないからなのだろうが・・・。
真実を解き明かそうとする側には感情移入出来たが、被告にはそこのところでしっくり来ていないためにイマイチ共感出来なかった。
この原作は読んでいない。原作でもこんな感じなんだろうか? ちょっと気になって来た・・・が、時間もお金もない・・・。(T▽T)
この前レンタルビデオ屋に行ったとき、借りようかと思ったのだが、借りなくてよかった。借りたばかりのをTVでやられるのは結構悔しい。
段々と解き明かされる謎に、夢中になって観てしまった。様々に違った立場の人たちの中から、真実を解き明かそうとする人々が立場ゆえに苦しんだ挙げ句、最後は自分たちの良心に従って真実を解き明かす。それには感動した。
最後には生命の尊厳にまで問題は及ぶが、被告と青年裁判官のどちらの考え方を支持するかは観る人それぞれに委ねられていて、映画の中ではどちらが是で、どちらが非とも決め付けていない。観ている側にしても簡単には結論を出せない問題だろうし、観る側個々の立場や経験によっても違って来るだろう。それが当然だと思う。これが帚木蓬生さんの小説だと何の迷いもなくきっぱり言い切られてしまうところだ。(彼は大好きな作家だが、その点だけはどうしても青臭さを感じてしまう。)
見応えのある好作品だと思うが、一つだけ、そしてそれは結構大きな問題なのだが、引っ掛かる点がある。
”あれが、あんなにも必死になって隠さなければいけないことなのか?”
一応納得したつもりでも、やっぱりいま一つ腑に落ちない。謎を生み出す根本となった行動原理としてもインパクトに欠ける・・・と感じてしまうのは、納得出来ていないからなのだろうが・・・。
真実を解き明かそうとする側には感情移入出来たが、被告にはそこのところでしっくり来ていないためにイマイチ共感出来なかった。
この原作は読んでいない。原作でもこんな感じなんだろうか? ちょっと気になって来た・・・が、時間もお金もない・・・。(T▽T)
by yuiga28
| 2005-03-23 23:30
| 日記