「王妃の館」 浅田次郎 (集英社文庫)
2004年 11月 14日
詳しい感想はこちら
浅田次郎さんの小説を初めて読み終えた。ダンナのリクエストで買って『壬生義士伝』と『輪違屋糸里』は我が家にあるのだが、『壬生義士伝』は何故か手を出す気になれず、『輪違屋糸里』は読み出したものの挫折。(挫折の理由はこちら)
そもそも、『鉄道員(ぽっぽや)』のようなお話は苦手だったので、「あれを書いた人の作品」というだけで腰が引けていた。そして、この挫折で更に苦手意識が高まって・・・。
『王妃の館』はハードカバーで出た時にブックレビューを読んで興味を惹かれていた。<新撰組>よりも<ルイ14世>の方が当時は吸引力が強かったし、何よりコメディーらしいので・・・。しかし、それも『輪違屋・・・』の挫折でその興味も殺がれていた。
が、先頃、たまたま古本で見つけたので挑戦してみた。
面白かった!
思いっきりコメディーなのに、ほろりとさせてもくれる。
コメディーだけなら馬鹿馬鹿しすぎるし、ほろりの連続でも嫌気がさすが、その割合が丁度いい。
『プリズンホテル』がこの系統らしいので、読んでみようかな~。
浅田次郎さんの小説を初めて読み終えた。ダンナのリクエストで買って『壬生義士伝』と『輪違屋糸里』は我が家にあるのだが、『壬生義士伝』は何故か手を出す気になれず、『輪違屋糸里』は読み出したものの挫折。(挫折の理由はこちら)
そもそも、『鉄道員(ぽっぽや)』のようなお話は苦手だったので、「あれを書いた人の作品」というだけで腰が引けていた。そして、この挫折で更に苦手意識が高まって・・・。
『王妃の館』はハードカバーで出た時にブックレビューを読んで興味を惹かれていた。<新撰組>よりも<ルイ14世>の方が当時は吸引力が強かったし、何よりコメディーらしいので・・・。しかし、それも『輪違屋・・・』の挫折でその興味も殺がれていた。
が、先頃、たまたま古本で見つけたので挑戦してみた。
面白かった!
思いっきりコメディーなのに、ほろりとさせてもくれる。
コメディーだけなら馬鹿馬鹿しすぎるし、ほろりの連続でも嫌気がさすが、その割合が丁度いい。
『プリズンホテル』がこの系統らしいので、読んでみようかな~。
by yuiga28
| 2004-11-14 23:28
| Book 小説