「クレオパトラ」 宮尾登美子
2004年 10月 06日
「クレオパトラ」 宮尾登美子:著 (新潮文庫) 読了しました。
クレオパトラ・・・シーザーやアントニーとの華麗な恋。
・・・実は、エジプトは軍事力が弱く、ローマに攻め込まれたらひとたまりもない。クレオパトラはシーザーやアントニーの愛人あるいは妻になることによって、ローマの侵攻を防いでいたんですね。
恋が先か政略が先かというと恋が先ということになっています。特にシーザーとの恋は本物だったと・・・。
シーザーに比べるとアントニーはダメ男なんですね。彼があそこまでダメ男でなければクレオパトラもあんな悲劇的な死に方をしなくてもよかったはずです。
でも、クレオパトラもどうだかな~。
愛人だから国までも守ってくれるんで、飽きられたら国が滅ぶんですよ。飽きられなくても男が失脚したら、ローマは手加減してくれません。
恋なんて個人的な感情を頼りにしなければ成り立たない国なんて哀し過ぎます。
「ローマ人の物語」で<ユリウス・カエサル>と言う名に慣れてしまったので、<ジュリアス・シーザー>と書かれているのに始めはとても違和感がありました。以前は<ユリウス・カエサル>って誰?って感じだったんですけどね。
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クレオパトラ・・・シーザーやアントニーとの華麗な恋。
・・・実は、エジプトは軍事力が弱く、ローマに攻め込まれたらひとたまりもない。クレオパトラはシーザーやアントニーの愛人あるいは妻になることによって、ローマの侵攻を防いでいたんですね。
恋が先か政略が先かというと恋が先ということになっています。特にシーザーとの恋は本物だったと・・・。
シーザーに比べるとアントニーはダメ男なんですね。彼があそこまでダメ男でなければクレオパトラもあんな悲劇的な死に方をしなくてもよかったはずです。
でも、クレオパトラもどうだかな~。
愛人だから国までも守ってくれるんで、飽きられたら国が滅ぶんですよ。飽きられなくても男が失脚したら、ローマは手加減してくれません。
恋なんて個人的な感情を頼りにしなければ成り立たない国なんて哀し過ぎます。
「ローマ人の物語」で<ユリウス・カエサル>と言う名に慣れてしまったので、<ジュリアス・シーザー>と書かれているのに始めはとても違和感がありました。以前は<ユリウス・カエサル>って誰?って感じだったんですけどね。
by yuiga28
| 2004-10-06 20:56
| Book 歴史