「六歌仙暗殺考」・・・内容説明に偽りあり!
2006年 03月 13日
「六歌仙暗殺考」 井沢元彦 文庫   (詳しい感想はこちら)
やられちゃいました。
歴史ミステリーって書いたあったので六歌仙にまつわる<井沢史観>による新考察が読めると思って楽しみにしてたんですよね。
ところが、これが全然”歴史”ミステリーじゃないんです。
だから、どうして六歌仙としてこの人たちが選ばれたのか不思議といえば不思議なわけで、その辺を井沢流に解き明かしてくれるかと期待したんですよ。
まあ、純粋にミステリーとして読むなら充分に水準に達しているとは思いますから、読んで損した気分にはならなかったものの、でも、期待を裏切られたって気分はぬぐい難く…。
井沢さんのせいじゃないんですけどね。
裏表紙に書かれていた内容案内がそんなニュアンスだっただけで。
でも、”歴史ミステリー”とはしっかり書かれていたんですよ!
「猿丸幻視行」も入手済みなんですが、あれもこんな感じなのかなぁ。
やられちゃいました。
歴史ミステリーって書いたあったので六歌仙にまつわる<井沢史観>による新考察が読めると思って楽しみにしてたんですよね。
ところが、これが全然”歴史”ミステリーじゃないんです。
在原業平や小野小町は有名だけど、他の人たちって六歌仙だっていう事以外はあまり知られてないですよね。しかも、どんな人だったかもよくわからなければ、歌だって決して巧いというわけじゃないそうで・・・。
- ■ 六歌仙
- 僧正遍昭(へんじょう)
- 在原業平(ありわらのなりひら)
- 文屋康秀(ふんやのやすひで)
- 喜撰(きせん)法師
- 小野小町(おののこまち)
- 大友黒主(おおとものくろぬし)
だから、どうして六歌仙としてこの人たちが選ばれたのか不思議といえば不思議なわけで、その辺を井沢流に解き明かしてくれるかと期待したんですよ。
まあ、純粋にミステリーとして読むなら充分に水準に達しているとは思いますから、読んで損した気分にはならなかったものの、でも、期待を裏切られたって気分はぬぐい難く…。
井沢さんのせいじゃないんですけどね。
裏表紙に書かれていた内容案内がそんなニュアンスだっただけで。
でも、”歴史ミステリー”とはしっかり書かれていたんですよ!
「猿丸幻視行」も入手済みなんですが、あれもこんな感じなのかなぁ。
by yuiga28
| 2006-03-13 11:26
| Book ミステリー