「隠された帝 天智天皇暗殺事件」・・・信じる信じないは別にして
2006年 02月 05日
「隠された帝 天智天皇暗殺事件」 井沢元彦 祥伝社ノン・ポシェット
もうかれこれ1ヶ月近くも前に読み出した『六の宮の姫君』(北村 薫:著)。半分近くまで読んで放りっぱなしになってます。(^^;ヾ
どうやら芥川龍之介の小説『六の宮の姫君』が題材になっていて、その小説がどうのこうの、菊池寛が芥川のことをどうの、芥川が菊地のことをどうの、と言った内容らしい(^^;)のですが、なんだかいくら読んでも内容が頭に染み込まなくて…。
もともと近代文学は苦手だし、興味も無いし、読んでいてチンプンカンプンと言うか、理解しようと言う気が起きないと言うか・・・読んでるのが苦痛でした。
その点、この作品で扱われている飛鳥・奈良時代は大好きなので、内容がすらすら頭に入って来て、読んでいても楽しい!
勿論、<天智天皇暗殺説>を丸々信じる気にはなれませんが、なるほどと思わされるものがあるからこそ、面白いと感じたんですが、これがあまりにも荒唐無稽だといくら好きな時代のものでも、いや、好きな時代だからこそ、読む気が失せてしまうと言うことも。
随分前ですが、ある小説家の”崇峻天皇弑逆事件の真相を究明する”と銘打った小説があまりにも陳腐で呆れてしまったことがあります。
それ以来、この手の小説は読まなくなってしまったんですが、今回は古本屋で見つけてついフラフラと買ってしまいました。(100円だったし…)
でも、100円分以上は楽しめて、充分元は取れた感じ。今度は『猿丸幻視行』を読んでみようかな。
(詳しい感想はこちら)
もうかれこれ1ヶ月近くも前に読み出した『六の宮の姫君』(北村 薫:著)。半分近くまで読んで放りっぱなしになってます。(^^;ヾ
どうやら芥川龍之介の小説『六の宮の姫君』が題材になっていて、その小説がどうのこうの、菊池寛が芥川のことをどうの、芥川が菊地のことをどうの、と言った内容らしい(^^;)のですが、なんだかいくら読んでも内容が頭に染み込まなくて…。
もともと近代文学は苦手だし、興味も無いし、読んでいてチンプンカンプンと言うか、理解しようと言う気が起きないと言うか・・・読んでるのが苦痛でした。
その点、この作品で扱われている飛鳥・奈良時代は大好きなので、内容がすらすら頭に入って来て、読んでいても楽しい!
勿論、<天智天皇暗殺説>を丸々信じる気にはなれませんが、なるほどと思わされるものがあるからこそ、面白いと感じたんですが、これがあまりにも荒唐無稽だといくら好きな時代のものでも、いや、好きな時代だからこそ、読む気が失せてしまうと言うことも。
随分前ですが、ある小説家の”崇峻天皇弑逆事件の真相を究明する”と銘打った小説があまりにも陳腐で呆れてしまったことがあります。
それ以来、この手の小説は読まなくなってしまったんですが、今回は古本屋で見つけてついフラフラと買ってしまいました。(100円だったし…)
でも、100円分以上は楽しめて、充分元は取れた感じ。今度は『猿丸幻視行』を読んでみようかな。
by yuiga28
| 2006-02-05 22:38
| Book 歴史