「雨の午後の降霊会」 マーク・マクシェーン 創元推理文庫
2005年 06月 23日
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新選組モノで順番が狂って、ミステリーが2つ続いてしまった。でも、同じミステリーでも雰囲気は全然違うので、まあ良しとしよう。
最近ちょっと暑くなって来たので、少しだけ背筋が寒くなる系を期待していたのだが…。(怖がりなので、”少しだけ”)
冷感はありましたよ、ばっちり。
主人公のマイラ、これが冷たい! クールって言うのではなくて、人間的な温かな感情が乏しいというか、冷感症というか、無機質というか、とにかく嫌な女。それも派手な悪女じゃなく、地味に普通に嫌ったらしいのがまた癪に障るのだ。その分、夫のビルにはいたく同情してしまった。可哀想なのだ、ほんとに。
サスペンスとしても楽しめたが、エゴの嫌らしさがとにかく際立っていた。
TBしています:
「雨の午後の降霊会」の感想(とりあえずな日々(仮)さま)
新選組モノで順番が狂って、ミステリーが2つ続いてしまった。でも、同じミステリーでも雰囲気は全然違うので、まあ良しとしよう。
最近ちょっと暑くなって来たので、少しだけ背筋が寒くなる系を期待していたのだが…。(怖がりなので、”少しだけ”)
冷感はありましたよ、ばっちり。
主人公のマイラ、これが冷たい! クールって言うのではなくて、人間的な温かな感情が乏しいというか、冷感症というか、無機質というか、とにかく嫌な女。それも派手な悪女じゃなく、地味に普通に嫌ったらしいのがまた癪に障るのだ。その分、夫のビルにはいたく同情してしまった。可哀想なのだ、ほんとに。
サスペンスとしても楽しめたが、エゴの嫌らしさがとにかく際立っていた。
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「雨の午後の降霊会」の感想(とりあえずな日々(仮)さま)
by yuiga28
| 2005-06-23 16:56
| Book ミステリー