「ポンペイの四日間」 ロバート・ハリス ハヤカワ文庫 NV
2005年 05月 16日
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もっと堅い内容を想像していたら、これがエンターテイメントに徹した娯楽作品だった。
その上、ヴェスヴィオ火山の噴火によるポンペイの被災などは最新の研究結果に基づくものだし、爛熟期のローマの社会なんかも伺えて、その辺の興味も満たしてくれるというスグレモノ。
・・・ということで非常に楽しませてもらったのだが、欲を言えば、もうちょっと堅くても良かったかなーと個人的には思う。楽しんでおいて身勝手な話だが、雰囲気的にちょっとしっくり来なかったのが唯一の難という感じなので。
それと、もう一つ残念だったのは、「ローマ人の物語」(塩野七生:著)を文庫版が出るのを待って読んでいる状態のため、まだハードカバーの6巻目にあたる「パクス・ロマーナ」までしか読んでいないこと。8巻目の「危機と克服」まで読んでいればもっと楽しめたと思う。
読みたいなー「ローマ人の物語」の続き。
こんな事なら最初から年1回、ハードカバーを買っておけばよかった。今更纏め買いは厳しいなぁ。
TBしています:
『ポンペイの四日間』 スリル、サスペンス、エンタテイメント! (手当たり次第の本棚さま)
本: ポンペイの四日間(Pocket Warmer 映画とアートと本のこと様)
「ポンペイの四日間」(モンテサクロの石さま)
もっと堅い内容を想像していたら、これがエンターテイメントに徹した娯楽作品だった。
その上、ヴェスヴィオ火山の噴火によるポンペイの被災などは最新の研究結果に基づくものだし、爛熟期のローマの社会なんかも伺えて、その辺の興味も満たしてくれるというスグレモノ。
・・・ということで非常に楽しませてもらったのだが、欲を言えば、もうちょっと堅くても良かったかなーと個人的には思う。楽しんでおいて身勝手な話だが、雰囲気的にちょっとしっくり来なかったのが唯一の難という感じなので。
それと、もう一つ残念だったのは、「ローマ人の物語」(塩野七生:著)を文庫版が出るのを待って読んでいる状態のため、まだハードカバーの6巻目にあたる「パクス・ロマーナ」までしか読んでいないこと。8巻目の「危機と克服」まで読んでいればもっと楽しめたと思う。
読みたいなー「ローマ人の物語」の続き。
こんな事なら最初から年1回、ハードカバーを買っておけばよかった。今更纏め買いは厳しいなぁ。
TBしています:
『ポンペイの四日間』 スリル、サスペンス、エンタテイメント! (手当たり次第の本棚さま)
本: ポンペイの四日間(Pocket Warmer 映画とアートと本のこと様)
「ポンペイの四日間」(モンテサクロの石さま)
by yuiga28
| 2005-05-16 18:45
| Book 歴史