フランスの裏面史を面白く読ませてくれる本
2004年 07月 31日
死刑執行人サンソン(シュラバラバンバ)
死刑について考えさせられる(地下鉄風)
syoko-cwy様の記事<死刑執行人サンソン>で紹介されていたこの本『死刑執行人サンソン ―国王ルイ16世の首を刎ねた男―』、私も読みました。フランスの裏面史を知るには本当に良い本です。また、サンソンの苦悩からは、きっと何かを感じ取れる事でしょう。
syoko-cwyさんも書かれていましたが、タイトルで引いてしまう人が多そうなのが残念です。それに新書というのも取り付きにくい感じがしてしまうかも知れません。
でも、読んでみると、グイグイと惹き付けられて、あっという間に読めてしまうんですけれど・・・。
フランスの裏面史を面白く読める本としては、『デパートを発明した夫婦』(鹿島茂:著)も良かったです。
こちらは全く別角度で、経済・流通というジャンルですが、びっくりさせられる事の連続でした。現在のデパートの形態は殆どこの夫婦が作り上げたもので、彼らが作ったデパートに比べたら、今のデパートは進歩どころか、退化していると言ってもいいかも知れません。一度でもデパート行った事のある方なら、驚かれること請け合いです。
もっと驚かされるのは、現在の雇用制度の基礎、そしてサラリーマンと言う身分を作ったのも彼らだという事です。
作者の鹿島茂さんは有名なフランス文学者で、洒脱なエッセーでも知られている方だけに、面白くわかり易く解説してくれています。
死刑について考えさせられる(地下鉄風)
syoko-cwy様の記事<死刑執行人サンソン>で紹介されていたこの本『死刑執行人サンソン ―国王ルイ16世の首を刎ねた男―』、私も読みました。フランスの裏面史を知るには本当に良い本です。また、サンソンの苦悩からは、きっと何かを感じ取れる事でしょう。
syoko-cwyさんも書かれていましたが、タイトルで引いてしまう人が多そうなのが残念です。それに新書というのも取り付きにくい感じがしてしまうかも知れません。
でも、読んでみると、グイグイと惹き付けられて、あっという間に読めてしまうんですけれど・・・。
フランスの裏面史を面白く読める本としては、『デパートを発明した夫婦』(鹿島茂:著)も良かったです。
こちらは全く別角度で、経済・流通というジャンルですが、びっくりさせられる事の連続でした。現在のデパートの形態は殆どこの夫婦が作り上げたもので、彼らが作ったデパートに比べたら、今のデパートは進歩どころか、退化していると言ってもいいかも知れません。一度でもデパート行った事のある方なら、驚かれること請け合いです。
もっと驚かされるのは、現在の雇用制度の基礎、そしてサラリーマンと言う身分を作ったのも彼らだという事です。
作者の鹿島茂さんは有名なフランス文学者で、洒脱なエッセーでも知られている方だけに、面白くわかり易く解説してくれています。
by yuiga28
| 2004-07-31 19:06
| Book 歴史