「天才柳沢教授の生活 12」 山下和美 講談社漫画文庫
2005年 01月 13日
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文庫版1~8巻までの感想はこちら 9巻の感想はこちら 10巻はこちら 11巻はこちら
<昭和20年編>もいよいよ完結。
現代編が一話完結だが、こちらは一貫したストーリーがあって読み応え充分。
終戦直後の激動の時代と、その時の子供たちの様子がとても生き生きとしていて良かった。
何かと柳沢教授と衝突していたアレン中佐にも大きな福音がもたらされ、アッと驚くような結末が用意されている。
若き柳沢教授は、まだ性格にトゲがあって、かつ、まだ自分が本当に目指しているものがわからないでいる。(このエピソードが切っ掛けとなって教育者になったらしい。経済の分野を選んだのも、やはりこの切っ掛けによってか?)
性格の丸くなった現代の柳沢教授の人格に到達するまでに、彼はどんなことを経験し、どんなことを考えて来たのか?・・・そんな事にまで思いを馳せてしまった。
文庫版1~8巻までの感想はこちら 9巻の感想はこちら 10巻はこちら 11巻はこちら
<昭和20年編>もいよいよ完結。
現代編が一話完結だが、こちらは一貫したストーリーがあって読み応え充分。
終戦直後の激動の時代と、その時の子供たちの様子がとても生き生きとしていて良かった。
何かと柳沢教授と衝突していたアレン中佐にも大きな福音がもたらされ、アッと驚くような結末が用意されている。
若き柳沢教授は、まだ性格にトゲがあって、かつ、まだ自分が本当に目指しているものがわからないでいる。(このエピソードが切っ掛けとなって教育者になったらしい。経済の分野を選んだのも、やはりこの切っ掛けによってか?)
性格の丸くなった現代の柳沢教授の人格に到達するまでに、彼はどんなことを経験し、どんなことを考えて来たのか?・・・そんな事にまで思いを馳せてしまった。
by yuiga28
| 2005-01-13 07:57
| Book コミック